【小さく開業】儲かる自営・儲からない自営【ぎんちゃん自営】

自営業

自営業を始めるにあたって最も気になる点は儲かるのか?です。会社に勤めることをやめ、あるいは勤めたまま個人事業も平行して始めるには、金銭面の見通しが必要です。つまり、儲けられるかどうかが最も気になるということです。

今回は経営の視点から自営業を下記の3点について考えていきたいと思います。

  1. 自営業は儲かるのか?
  2. 儲かる自営業とは?
  3. 儲からない自営業とは?

✓自営業は儲かるのか

自営業はサラリーマンと異なり、収入に上限がありません。

サラリーマンであれば、給与テーブルの枠組みの中で給与が決まります。どれだけ成果を出そうと、上司を超える給与を得られるケースは少ないです。

一方で、自営業であれば、稼いだお金は全て自分のものになります。上手に経営ができれば、サラリーマンより多くの収入が期待できます。

逆に、経営が上手くいかなければ、サラリーマンより得られる収入は少なくなります。収入が上がる・下がる、リスクの振れ幅が大きいのが自営業であるといえます。

✓儲かる自営業と儲からない自営業

自営業は業種の数だけ存在しますが、その中でも儲かりやすい業種と儲かりにくい業種が存在します。

儲かりやすい業種

儲かりやすい業種を考える際に大事なことは、儲かり方=利益の上げ方を考えることです。利益を上げるために売上を上げることも大事ですが、それ以上に費用を下げることが大事です。費用は大きく次の4つに分類することが可能です。

  • 変動費(仕入れ・外注費など)
  • 人件費
  • 経費(税金・通信費・保険料など)
  • 金利

変動費

変動費は、商品を製造したり販売したりするための費用です。パソコンを製造して売るためには、パソコンのケースやCPU、メモリなどを仕入れる必要がありますし、飲食店を経営する場合は肉や野菜や酒を仕入れる必要があります。仕入れを減らすことで変動費を抑えることができます。

人件費

人件費は、従業員を雇う場合の給与等です。事業の立ち上げ当初は売上を大きく上げることが難しいため、できるだけ人を雇わず人件費を抑える方がよいでしょう。

経費

経費は事業を行うために使用した費用です。打ち合わせに行くための飛行機代や飲食代、通信費や保険料などです。通信費や保険料は一度見直しをすると長期に渡って経費を削減してくれるので、経費削減の効果が高いです。

金利

事業を始める際に必要な元手を銀行から借りることがあります。毎月元本を返済すると同時に、元本も数%を上乗せして銀行に支払う必要があります。借り入れが無ければ支払う必要もない、できれば支払いたくないものです。

ここまで見てきた変動費・人件費・経費・金利、これらを最低限に抑えることができれば、売上が低い時期でも、元々持っている預貯金で耐えることができます。売上高が上がってきても、費用を限界まで抑えることで利益を最大化することができます。

この考え方で儲かりやすい職業は以下のようになります。

  • システムエンジニア
  • CADオペレーター
  • 動画配信
  • webライター
  • ハンドメイド品の制作
  • 講師(ヨガ教室など)

システムエンジニア・CADオペレーター・動画配信・webライターは、自宅でパソコン1台あれば完結する仕事です。パソコン本体も10万円前後でそれなりの性能のものを購入することは可能ですし、仕入れが無いので変動費は不要、人件費も不要、自宅で仕事をすれば賃料など経費も不要、借り入れが無いので金利も不要です。

ハンドメイド品の制作も仕入れはあるものの、長期保存もできるので在庫を処分することがありません。

講師も自治体の貸しホールを用いたり、自宅の一部を使用すれば費用を最低限に抑えることができます。

結論として、儲かりやすい業種は仕入れなど、継続的にかかる費用が少ない業種です。事業立ち上げの際、売上が少ない時期でも預貯金だけでしのげ、売上が立ち始めてからも利益を最大化することができます。

儲かりにくい業種

儲かりにくい業種は、儲かりやすい業種の逆で、仕入れを多く入れる必要があり、人手が必要で、賃料など経費が多く、借り入れが必要であるため金利が高くなる業種です。具体的には以下のような業種です。

  • 飲食業
  • 卸売
  • 農業

飲食業を例にしますと、料理をするための肉や野菜を仕入れる必要があり、更に材料が古くなると廃棄するため変動費が大きくなります。古くなった肉を新しい肉と混ぜて問題になる事例は、この変動費を抑えるために悪いことをしてしまったんですね。

更に人件費は、一人で調理~ホールまでこなすのには無理があります。アルバイトを雇う必要がありますが、1人雇うだけでも月に10万円前後の人件費が必要です。

経費は家賃が大きくなります。飲食店を開業するには厨房も含めて一定度の面積が求められ、比例して賃料も大きくなりがちです。

店を構えるためには店舗改装の費用から、厨房一式・什器・お皿など細かいところも含めて多額の借り入れが必要です。結果として毎月支払う金利も大きくなります。

✓結論:自営業で儲けたければ利益率を高くすべき=費用を最低限に

自営業に限った話ではありませんが、自営業を始めるときは"小さく開業"すべきです。

飲食業を儲けられない業種として紹介しましたが、飲食業をすべきでないと言っているのではありません。

メニューの数を絞ることで仕入れる材料の種類を抑え、廃棄する食材を減らす → 変動費の減

小さな店舗を構えることでホールと厨房の距離を縮め、直接注文を可能にすることで雇う人を減らす。同時に店舗が小さくなれば家賃も低く抑えられる → 人件費の減・費用の減

メニューを絞れば準備する物が少なくなり、店舗を小さくすることで改装費も抑えられ、預貯金だけで開業資金を準備できるかもしれません。そうすれば金利も不要になります。

一般に、儲かりやすい業種・儲かりにくい業種は存在しますが、これを分けるのは『変動費・人件費・経費・金利』の大小です。ここを認識したうえで、業種を選択、更に選択後も費用を最低限に抑え、利益を最大化することが大事だといえるでしょう

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